
M-1グランプリでたくろうが決勝進出を決め、SNSの反応が割れています。
SNSでは「決勝進出は納得」「やっと!おめでとう!」といった肯定的な声が上がる一方で、「つまらないのでは?」という意見も一部で見られました。
なぜたくろうは決勝の舞台に進むことができたのか、優勝の可能性はどの程度あるのか・・・。
本記事では結果直後の速報として、評価された理由と賛否が分かれるポイントを整理していきます。
M-1グランプリ2025たくろうが決勝進出【結果速報】
M-1グランプリ2025決勝概要はこちらです。
たくろうは初出場を決めました!
放送日:12月21日(日)15:00~18:30
会場:EX THEATER ROPPONGI
出場者:おおぞらモード、20世紀、今夜も星が綺麗、ひつじねいり、フランツ、ゼロカラン、大王、センチネル、イチゴ、カナメストーン、ミカボ、例えば炎、生姜猫、ネコニスズ、ドーナツ・ピーナツ、滝音、TCクラクション、黒帯、カベポスター、スタミナパン、ミキ、豆鉄砲
放送日:12月21日(日)18:30~22:10
会場:テレビ朝日
出場者:真空ジェシカ、豪快キャプテン、ヨネダ2000、めぞん、ドンデコルテ、エバース、たくろう、ヤーレンズ、ママタルト、敗者復活枠1組
>>たくろうのプロフィーや結成秘話はこちら

たくろうはボケの赤木さんとツッコミの木村バンドさんのコンビ。
アフロの方が木村さんです。
見た目と反した落ち着いたツッコミが持ち味!
【理由考察】たくろうがM-1グランプリ決勝に進出できた2つの理由
M-1グランプリの決勝進出者に「たくろう」の名前を見て、「漫才見たことない」「なぜ決勝に残ったの?」と感じた人も少なくないでしょう。
そこでなぜたくろうが決勝に進出したのか、面白いと評価されている理由を深掘ってみました!
理由①:コンビとしての完成度が高い

たくろうは、ボケとツッコミの役割が明確で、ネタの構造が非常に分かりやすいコンビです。
M-1グランプリでは
- 初見の観客
- 生放送
- 制限時間4分
という条件の中で、構造が伝わりやすい漫才・コンビとしての完成度が高い漫才は大きな強み になり、その点が評価されたと言えます。
[関西を拠点とするたくろうも手堅い構成とテンポで審査員をうならせた。]と報じれれています。
(引用:coki)
準決勝の終了時の記事でも構成と完成度の高さで評価されていることがわかります。

“点を落としにくい漫才”が決勝進出の決め手だったと思う。
理由②:劇場経験が豊富
たくろうは大阪・よしもと漫才劇場(マンゲキ)で日々ライブを重ねて漫才経験を培ってきたコンビです。
「劇場でウケる=M-1でも高評価につながりやすい」という傾向は、過去大会でも見られる傾向

実際2025年決勝進出者には、よしもと漫才劇場勢が複数名を連ねているよ。
劇場で磨かれた力はM-1グランプリ決勝でも有利だよね!
たくろうが「つまらない」と言われる理由3選
大半が肯定的な意見の中で一部のネットでは「つまらない」と言われるたくろう。
その理由をまとめてみました。
理由①:クセの強いキャラクターで好みが分かれる
ボケの赤木さんの独特のキャラクターや漫才中の独特なテンションや言動を含むボケが特徴です。
そのため評価が分かれやすい傾向にあります。
- ハマる人には強烈に刺さる
- 苦手な人には「しつこい」「分かりにくい」
前半に大きな笑いを起こし、独特のキャラが生み出す世界観に観客を巻き込めれば十分に結果を残せると思います!

全国で11521組の中から決勝進出しただけですごいと思う!
理由②:知名度が少ないため、キャラ認識が足りない
たくろうは大阪の劇場を中心とした活動をしており、そのため全国的知名度はありません。
知名度が低い=つまらない ではありませんが、初見で付いてきにくい、観客の空気をつかむのに時間がかかる可能性があります。
ボケの赤木さんは挙動不審、オタクキャラで知れば知るほどクセになるのですが、初見だと少しわかりにくさを感じてしまいそれがもったいない気がします。

今回は他にも決勝戦初のコンビもいるから知名度はそこまできにならない説も!
↓こちらのポストだけでも赤木さんの魅力たっぷり♡
理由③:テレビ初見だと良さが伝わりにくい
たくろうは劇場中心に力をつけてきたコンビです。
その漫才スタイルは劇場での空気感・間 が活きるタイプです。
そのためM-1グランプリの4分尺・初見視聴では「普通」「印象が薄い」と感じられることがあります。

空気感・間を掌握できるってすごいことだと思う!
テレビでも伝わってほしい!
たくろうはM-1優勝できる?可能性を3つの視点で考察
一部で「つまらない」と評されるたくろうですが、優勝を狙える可能性は十分あります!
ここでは優勝する理由を3つ検証・考察します!
理由①: 審査員が点数を付けやすい構成力
たくろうの漫才は
- 話の流れが整理されている
- 破綻しにくい
- 評価理由を言語化しやすい
という特徴があります。

理由②:クセと冷静のバランスが良い!
一昔前のたくろうはクセ強でどちらかというと玄人ウケという印象でした。
しかし、ここ数年のたくろうは万人にも受けるように、構成やツッコミのテンポ、設定のわかりやすさに重点を置き漫才を立て直して来ました。
そのため、「クセは残しつつも見やすい漫才」という独自の形が生まれそれが強みになったと思います。

ちょっと気持ち悪い赤木さんに対して冷静なツッコミを入れるきむらバンドさんがいいんよね~♪
理由③:フレッシュさがあり、観客の笑いを味方にできる
M-1グランプリ決勝初進出のたくろうは観客もニュートラルな視点で見ることが出来、それが会場の笑いを盛り上げ、審査に影響を与える可能性があります!
これまでM-1グランプリで決勝進出経験のあるエバースや真空ジェシカ、ヤーレンズなどはすでにテレビの露出も多く、観客に新鮮味を与えない可能性があります。
また決勝進出経験があるコンビについてはつい見方が厳しくなってしまうということもあります。
たくろうはフレッシュゆえに、いい意味で期待値も低いため会場の笑いを味方につけることができ、それを審査員が審査に加味してくれるかもしれません。

昨年エバースは初進出だったけれどしっかりと爪痕を残したよね!
たくろうもくっきりと爪痕を残せると信じてる!
テレビ慣れという点では、足りないかもしれませんが、劇場では漫才を重ねてきていますし
十分優勝の可能性があります!
まとめ
たくろうの決勝進出は、決して意外な結果ではなく、内容を見れば十分に納得できるものでした。
一部「つまらない」など賛否が分かれるのは、それだけ個性がはっきりしている証拠とも言えます。
決勝の舞台では、ネタの完成度と当日の流れ次第で、評価が大きく変わる可能性があります。
たくろうはまさに、決勝で化ける可能性がある1組でしょう!
たくろうがどのような漫才を見せてくれるのか、そして優勝争いにどう絡んでくるのか、最後まで注目したいところです!
今回は誰が優勝してもおかしくないほどの実力派ぞろいですので本当に楽しみですね!
※本記事は、M-1グランプリ2025決勝進出発表直後の情報をもとに作成しています。今後、審査員コメントや本人インタビューが公開され次第、追記予定です。
